新型コロナウィルスの感染拡大などの影響を受けて、フルリモートの働き方が一気に拡大。
令和3年度の自営型(フリーランスなど)におけるテレワーク割合は27.3%でした。正社員などのテレワーク率はコロナ前と比較すると10%以上の伸び率となっています。
さらに、業種別でみると「情報通信業」が66.2%と最も高い割合です。つまり、ITエンジニアの職種はフルリモートで働きやすい傾向といえるでしょう。
エンジニアのテレワーク実施率が高いといっても全体の6割超で、3割以上のエンジニアはまだ出社して働いている状態です。
そんな中で、以下のような不満がある方も多いのではないでしょうか。
- 「いまの現場は出社があるから嫌だな。」
- 「フルリモートで働きたい。」
- 「知り合いのエンジニアは皆テレワークなのに・・・」
そこで本記事では、フリーランスがフルリモートで働く際のポイントやリモートで求められるスキルを解説します。
《リモートで働くなら》Remotersでフルリモート案件探しを!
フリーランスがフルリモートで働く際のポイント
フルリモートは、場所に捉われずに働ける魅力的な働き方です。フルリモートで働く際に注意すべきポイントも存在します。
最初の数か月は信頼獲得に努める
フリーランスエンジニアの案件は、3ヶ月で契約が設定されているケースが多くあります。この期間でクライアントは、定性面・スキル面ともに未知数のフリーランスを見定める期間になっているのです。
したがって、最初の数か月は信頼獲得に努めましょう。
具体的には、チャットの文面やレスポンスなどに気を使うなど、基本的なビジネスコミュニケーションの部分から徹底していくことが大切です。技術的な部分でパフォーマンスを発揮することはもちろんですが、クライアントが安心できるよう細部まで気を使いましょう。
おおよその勤務時間を共有する
勤務時間に裁量がある場合、あらかじめ稼働時間を共有しておくこともポイントです。勤務時間をクライアントに伝えておくことで、クライアント側としても連絡時の参考になります。
たとえば、平日と土日で勤務時間が異なる場合は、おおよその勤務時間をそれぞれ伝えておくとよいでしょう。また、連休などで長期不在となる場合は、事前連絡をクライアントに必ずしておくべきです。
レスポンスは可能な限り早くする
前述のとおり、クライアントとの信頼関係を構築するためにはレスポンスの速さは大事なポイントです。最初の面談などを除けば、基本的にクライアントは相手の様子がわからない状況で仕事の依頼や連絡を行っています。
そのような状況下でなかなかレスポンスが来ないと、クライアントは「この人に仕事をお願いしても大丈夫かな・・・」と不安になるでしょう。
常に即レスは難しいかもしれませんが、可能な限り早くレスポンスをするように心がけましょう。
リモートで求められるスキル
フルリモートで働く際のポイント以外にも、リモートワークでは以下に挙げるような必要スキルがあります。
テキストコミュニケーション能力
リモートワークでは、テキストでのコミュニケーション能力が重要です。
在宅勤務などリモートで働く場合、基本的にはメールやチャットを使ったテキストコミュニケーションが中心になります。緊急時などは電話や対面でのやり取りを行う場合もありますが、ほとんどのケースでメールやチャットを用いると捉えてよいでしょう。
そのため、しっかりとテキストで意思疎通を図ることが求められます。たとえば、6W3Hなどを意識して、以下のような観点を明確にして報連相を行うことが有効です。
- Why(なぜ)
- What(何を)
- Who(誰が)
- Whom(誰に)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- How(どのように)
- How Much(どのくらいのボリュームで)
- How Often(どのくらいの頻度で)
クライアントとの認識相違が生じないよう、明確で具体的なテキストコミュニケーションを図っていきましょう。
自立して開発が進められるスキル
リモートワークでは、自立して開発業務などを遂行するスキルも不可欠です。自宅などのリモート環境で働く場合、自分1人の空間で仕事を進めることになります。
そのため、リモートで働く際は、請け負った仕事を自分1人で納品まで持っていくスキルや自立性が前提となります。
もちろん不明な点などは、メールやチャットを使ってクライアントや仕事仲間に質問するのは問題ありません。ただし、常に誰かに付き添ってもらわないと仕事が進められない状況では、リモートで働くことは難しくなるでしょう。
フルリモート案件専門のエージェント『Remoters』とは?
リモートで働くためのテキストコミュニケーション能力や自立性があっても、案件を見つけられなければ仕事はできませんよね。そこで、フルリモート案件を探している方に向けて、フルリモート案件専門のエージェント『Remoters』を紹介します。
Remotersの特徴① 全国どこでも安心してリモートワーク!
Remoterを利用すれば、日本全国のどこにいても安心してリモートワークができます。
ITエンジニアなどの求人は、東京や大阪などの都市部に集中しがちです。一方で、豊富なスキルや経験を持った方は日本全国の至るところにいます。
Remoterでは、このような求人と人材の地理的なギャップを埋めるためのサポートを手厚く行っています。すでに北海道から沖縄まで日本全国の数多くの方に参画いただいている状況です。
Remotersの特徴② フルリモートなのに募集職種多数!
フルリモートに絞ると案件が探しづらかったり、希望に反して出社が入る案件を紹介されるなどのお悩みが多くありました。そこでRemotersはフルリモート案件専門エージェントとして、さまざまな職種のフルリモート案件をご紹介しています。
フルリモートの募集職種は多数あるため、案件終了予定がすぐにない方でも、ぜひ一度ご相談ください。
Remotersの特徴③ エージェントが経歴書などもサポート
Remoterでは、ユーザーの経歴書のブラッシュアップなども丁寧にサポートしています。
少数精鋭の組織である特徴を活かし、ユーザー1人ひとりに寄り添ったサポートを実践していることが強みの1つです。
Remotersの特徴④ 税金や経費に関する質問も対応
フリーランスとして働く場合、会社員とは違って経費の計上や毎年の確定申告など、面倒な作業も生じます。仕事に集中したいのに、税金や経費のことが気になってしまう方も少なくないでしょう。
Remoterでは、案件紹介だけでなく、税金や経費に関する質問にもわかりやすくお答えしています。
Remotersの特徴⑤ リモートワーク専門だからこそのノウハウ
Remoterでは、リモートワーク専門エージェントの強みを活かし、リモートワークならではのノウハウを提供しています。
たとえば、リモートワークにおける働き方や単価を上げる際の観点など、大事なポイントを抑えたフォローを行っています。
【まとめ】フルリモート案件ならRemoters!
フルリモートは、住む場所などを限定されないとても魅力的な働き方です。
フルリモートで働く際は、クライアントとの信頼関係の構築やこまめな報連相が求められます。また、テキストでしっかりと意思疎通を図るスキルや自立して仕事を進めるスキルも不可欠となるでしょう。
必要なスキルを備えている方でも、肝心のフルリモート案件が探せなければ仕事はできません。そのため、フルリモート案件に適したエージェント探しも重要です。
Remotersは、テレワーク/リモートワークの働き方を支援するエージェントサービスです。Remotersでは、フリーランス向けの「フルリモート案件のみ」をご紹介しています。自由な働き方を求める方やフリーランスエンジニアとしてスキルアップしていきたい方は、是非ご相談ください。
元フリーランスエンジニアがリモートワークやキャリアに関する情報をお届け。
株式会社TERAZ 代表としてフルリモート案件専門のエージェントサービス「Remoters」やリモートワークメディア「Remocari」を運営しています。
上流SE/PHP/Ruby on Rails/React/Typescript/などの開発経験を経てRemotersに。