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フリーランスのメリット・デメリットをランキング形式でご紹介!現役フリーランスのリアルな声

2022.10.27

  • #コラム

働き方改革やテレワークの普及などを背景に、現在では多くのフリーランスが活躍しています。
ランサーズ社の調査によると、フリーランスの仕事に対する満足度は、ノンフリーランス(会社員など)よりも総じて高いことがわかります。

出典:ランサーズ「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版

自由な働き方でやりがいもあるフリーランス。働き方として検討したくても以下のような不安はつきまといます。

  • 「フリーランスで働くか迷っているけど、実際のところどうなのだろう?」
  • 「フリーランスのデメリットを理解しておきたい」

そこで本記事では、フリーランスのメリットとデメリットをご紹介。合わせて現役フリーランスのリアルな声やデメリット解消法についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

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フリーランスのメリット

まずはフリーランスのメリットについて、ランキング形式で第1位から第5位まで紹介していきます。

1位:自由な働き方

なんといってもフリーランスの最大の魅力は、自由に働けることです。フリーランスは以下の事項については裁量が大きくなる傾向があります。

  • 働く曜日と時間帯
  • 住む場所(フルリモートの場合)
  • 業務内容
  • 働く相手
  • 仕事の進め方

仕事におけるストレスの要因には、裁量がないことによりもたらされることが少なくありません。
会社で働きながら以下のストレスや悩みを抱えている方もいるかと思います。

  • 「毎朝起きるのがつらい。自分の好きな時間に働きたい」
  • 「満員電車に乗るだけで疲れる。もっとのびのびとした環境で生活したい」
  • 「仕事が面白くない。上司から命令されてやる仕事にやりがいを見出せない」
  • 「上司や同僚、取引先と関わるのが面倒。働く相手も自分で選びたい」
  • 「仕事の進め方まで指示されたくない。自分なりのやり方で自由にやらせて欲しい」

上記のようなストレスや悩みから解放されるだけでも、フリーランスの魅力としては十分ではないでしょうか?

自由な働き方に対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

40代女性/フリーライター

メリットは、一言でいえば「自由」であること。どれだけ業務の幅を広げて収入を増やすか、反対に仕事量を減らしてプライベートの時間を増やすかも、すべて自分次第です。嫌な仕事はやらなくて良いし、会社員のようなノルマなどもありません。通勤もないので、色々な面で自由です。

30代男性/ITエンジニア

時間や場所に縛られない点が魅力です。会社員とは違って、決まった時間に決まった場所に行かなくても良い。時間や場所の自由を得られるのは、フリーランスの大きなメリットです。

2位:報酬を増やしやすい

フリーランスは報酬を増やしやすい点もメリットです。稼働量を増やしたり、高単価案件を選んだりと報酬をコントロールしやすいといえます。

会社員の安定した固定給は魅力ではありますが、昇給幅が一定の企業も多くフリーランスと比較して短期的に報酬は増やしづらい傾向です。

報酬に対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

30代男性/ITエンジニア

フリーランスになってから収入が増えました。一方で、労働時間は会社員時代よりも減っています。時給換算で考えたらかなり良くなっていると思います。自分次第で効率良く稼げるのはフリーランスのメリットです。

20代男性/SNSコンサルタント

フリーランスは、自分が働いた分だけ収入が増えます。また、労働時間の比例だけでなく、スキルアップをして単価を上げることも可能です。そうすればさらに収入は増えます。フリーランスは稼ぎやすい働き方だと思います。一方で案件によって報酬が下がることもあるので、会社員よりも不安定になることは否めません。

3位:会社員では得られない経験が得られる

フリーランスならではの経験が得られる点もメリットです。たとえば、会社員にはないフリーランス独自の経験としては以下が挙げられます。

  • 個人の力でで提案や営業を行う経験
  • 請求書作成や入金確認などを含め、一連の業務を回す経験
  • 自分で経費計上や税金の計算、確定申告を行う経験

会社員の場合、副業などをしない限り確定申告は基本的に行いません。フリーランスだからこその経験を積むことで、業務の解像度も上がります。

経験に対する現役フリーランスのリアルな声は以下のとおりです。

30代男性/コーチング

フリーランスになって、お金の知識が身につきました。投資と浪費の区別ができるようなり、税金計算や経費計上もできるようになりました。

20代女性/Webディレクター

フリーランスになって、さまざまな方との交流の機会が生まれたのが良かった点です。会社員時代にはなかったご縁をきっかけに、やってみたかった仕事にチャレンジする機会もいただきました。フリーランスでなければ得られなかった経験だと思います。

4位:得意なことを活かせる

自分自身が得意なことを最大限に活かせることもフリーランスの魅力です。フリーランスは、自分の得意なスキルや知識を使って価値を提供し、対価として報酬をいただく働き方です。

そのため、自分が苦手な分野を無理に克服する必要はありません。得意領域を特化していけばよいのです。

得意な分野で最大限に力を発揮して社会貢献することで、仕事のやりがいも大きく高まるでしょう。

得意なことに対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

20代男性/デザイナー

自分が好きな分野で身につけたスキルを活かして、仕事の幅を広げていけるのはフリーランスのメリットです。もともと経験がなかったWebサイト制作なども、興味を持ってやっていくうちに得意分野になりました。今ではメイン業務の1つです。

40代女性/ITエンジニア

自分が好きな分野で生み出した成果物を直接クライアントに届けられるのは、大きなやりがいです。得意を活かして貢献し、達成感を得られるのがフリーランスの良さだと思います。

5位:上司がいない

会社員とは違って、フリーランスには上司がいません。会社員のストレスや悩みの原因には上司との人間関係も多く挙げられるため、上司がいないことはフリーランスの魅力といえるでしょう。

上司がいないことに対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

20代男性/SNSコンサルタント

上司がいないことはフリーランスのメリットだと思います。自分で仕事が選べて、嫌なことは嫌だと言える環境がフリーランスにはあります。

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前述のメリットを受けて、フリーランスへの気持ちがより一層高まった方も多いのではないでしょうか。フリーランスエンジニアの案件を探したい際は、フルリモート専門エージェントのRemotersがおすすめです。

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フリーランスのデメリット

フリーランスにはデメリットも存在します。いわばメリットの表裏一体となる部分です。ここでは、フリーランスのデメリットをランキング形式で第1位から第5位まで紹介します。

また、フリーランスには向いている人・向いていない人がいますので、自分はどちらか確認しておくとよいでしょう。自分自身のフリーランス適性を確認したい際は、以下記事も参考にしてください。

「フリーランスエンジニアはやめとけ」の理由とは?厳しい現実や向いている人の特徴

1位:保険・年金が不安

フリーランスの最大ともいえるデメリットは、保険や年金の不安です。フリーランスになると、国民健康保険や国民年金に加入することになります。

まず、国民健康保険では、保険料が全額自己負担です。会社員は会社が保険料を半額負担してくれるため、その分フリーランスのほうが保険料は不利だといえます。

また、フリーランスは会社員のような厚生年金がないため、老後にもらえる年金が減る点もデメリットとなるでしょう。

保険・年金対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

30代男性/ITエンジニア

自由な反面、社会保険や年金の制度が優遇されていない点はやっぱり不安ですね。会社員のほうが社会保険や年金の面ではおそらく安心です。フリーランスになるなら、自分の老後は自分でなんとかする意識が不可欠だと思います。

2位:すべて自己判断・自己責任になる

フリーランスは自由さが魅力ですが、裏を返せばすべて自己判断・自己責任の世界です。うまく成果を出せれば会社員以上の報酬も十分可能な一方で、収入が生活費を下回る可能性もあります。

会社員ように毎月の給料が保証されておらず、上司などの責任者もいません。有給休暇などもないため、仕事への成果や体調管理を含めてすべて自己責任となる点はデメリットといえます。

自己判断・自己責任に対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

40代女性/書籍編集者

フリーランスは、自己判断が常に求められます。良くも悪くも自己裁量・自己責任。失敗すれば次回の仕事はなくなることも多いです。常に自分で責任を持って判断しなければならないので、会社員よりも厳しい環境かもしれません。

3位:確定申告などが面倒

フリーランスになると、自分自身で売上や経費を計算し、毎年の確定申告を行う必要があります。一方で会社員であれば、会社が年末に源泉徴収をしてくれるので基本的には確定申告不要です。

したがって、フリーランスになることで、税務面や経理面の手間が増える点がデメリットとなります。

税務面や経理面の手間に対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

20代男性/SNSコンサルタント

日々の帳簿付けや毎月の請求書発行、毎年の確定申告は面倒です。また、国民年金や健康保険も自分で支払わなければなりません。

4位:同期など気軽に相談できる仲間がいない

フリーランスになると、基本的には自宅などでの1人作業が中心になります。会社にも所属していないので、同期や同僚など気軽に仕事の相談ができる仲間がいない点がデメリットです。

仕事の相談に対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

40代男性/Webディレクター

会社のように同僚などと常に一緒にいるわけではないので、仕事の相談や純粋な雑談ができません。また、耳に入ってくる情報量も減るので、自分から意識的に情報収集をしないと情報をアップデートできない危機感があります。

5位:仕事を受け続けることが難しい

フリーランスは、基本的には案件ごとの契約期間があります。案件が継続するかどうかは仕事の成果はもちろん、クライアントの事情にもよるため、仕事を受け続けることが難しい点がデメリットです。

会社員のように仕事が常に振られるわけではないので、仕事が少ないときは不安になることもあるでしょう。

仕事の継続性に対する現役フリーランスのリアルな声を紹介します。

20代男性/デザイナー

毎月の収入が安定しません。大きい案件がある月は収入も上がりますが、その逆もあります。仕事が少ないときは不安です。次の仕事が保証されていない面は精神的に厳しいです。

デメリットを解消するには?

デメリットを知ると「やっぱりフリーランスになるのはやめておこう…」と思う方もいます。
以下のことを自身で管理できる方であれば、フリーランスのメリットを最大限に活かして働けるかもしれません。

自分自身で計画的に資産形成をする

保険や年金の不安に関しては、自分自身で計画的に資産形成を行っていくことで解消できます。

たしかに、年金減少や保険料の負担増加など将来の不安は尽きません。ただし、それは会社員であっても同じです。少子高齢化が進む日本では、会社員であってもこれまでのような手厚い年金は期待できないでしょう。

これからの時代は、会社員やフリーランスなどの立場に関係なく、自分自身で計画的に資産形成をしていくことが不可欠です。

現在はiDeCo(個人型確定拠出年金)やふるさと納税など資産形成に役立つ制度が整ってきています。これらの制度をうまく活用しながら、国や会社に依存しない状態を目指していきましょう。

自分の事業方針や年間目標、スケジュールを明確にする

フリーランスは、自己判断・自己責任のシビアな世界です。ですが、それは自分次第でやりがいの大きい環境に変えられます。

適切な自己判断ができるよう、自分の事業方針や年間目標を明確化するとよいでしょう。紙に書き出して、部屋の壁などに貼っておくのも効果的です。

また、1日や1週間のスケジュールを可視化しておくことも大切です。仕事とプライベートのメリハリをうまくつけることで、体調管理やモチベーション管理にも役立ちます。

確定申告アプリなどを活用する

フリーランスは自分で帳簿付けや確定申告が必要なため、その点で手間が増えます。確定申告のソフトやアプリを活用することである程度管理が楽になるでしょう。

SNSなどでフリーランス仲間を見つける

フリーランスで孤独感がある場合は、SNSなどを使ってフリーランス仲間を見つけることで解消できます。
世の中にはたくさんのフリーランスが活躍しています。そしてフリーランスのなかには、SNSを活用して情報発信や仲間づくりをしている人も少なくありません。

会社員のような同期はいないかもしれませんが、フリーランスでも仲間づくりはできます。

常にスキルアップをし続ける

フリーランスで仕事を受け続けるためには、常にスキルアップをし続けることが不可欠です。目の前の仕事を一生懸命こなしつつ、空いた時間は今後に向けた学習時間に充てましょう。

また、仕事を継続的に受注するうえでは、クライアントから自分自身への導線づくりも大切です。SNS上でDMを受け付ける、ブログを開設して問い合わせフォームを設置するなど、クライアントと繋がりを持つための導線づくりにも注力しましょう。

【まとめ】初めてのフリーランスならまずはエージェントの活用を

自由さが魅力のフリーランスですが、デメリットも少なくありません。
フリーランスのメリットの1つが「自由さ」ですが、言い換えれば「すべて自己責任」です。

これからフリーランスになりたい方にとっては、最初の案件探しが重要です。いきなり自分で直接的に仕事を獲得することは難しいため、まずはエージェントを活用しましょう。フリーランスエンジニアなどの案件を探したい際は、Remotersまでご相談ください。