
SES
SESとテレワークは相性が悪い?その理由と改善方法を解説
2024.1.16
SESエンジニアは「出社が多い」と言われています。
客先にスーツで出向き作業をする、というイメージもあるのではないでしょうか?
そのため、SESエンジニアはリモートワークがしづらい、出社を強いられるなどと言われることがあります。
今回、フルリモート案件を専門に取り扱うRemotersが、SESエンジニアとリモートワークの関係について解説していきます。
目次
SESはテレワークしづらい?

SESは、参画案件の客先に常駐して働くことになるため、客先のマネジメント方針により出社が基本となることもあります。
またプロジェクト参画当初は出社で、キャッチアップができたらリモートに移行するというようなこともあります。
SESの働き方は、所属企業ではなく客先企業のルールに従うことになります。
そのため、所属企業がどのような内容で案件を取ってくるかの営業力によって左右されやすいともいえるでしょう。
SESでリモートワークをしたい場合は、客先との契約内容でしっかりと握る必要があります。
SESに出社が多い理由とは?

第一に、SESは高度な専門性が求められるため、プロジェクト遂行には対面での密なコミュニケーションが重要視されていることがあげられます。SES同士や顧客との頻繁な打合せを効率的に行うには対面が望ましいと考えられているためです。
第二に、プロジェクトの進捗状況に対してタイムリーに判断と対応が必要なため、オフィスに常駐してスピーディーに業務にあたることが多いのが現状です。
第三に、SESの業務では機密性の高い情報を扱うことも多く、セキュリティ面での懸念から、自宅よりも管理されたオフィス環境が優先されてきた経緯があります。
こうした諸要因が重なり、SESのテレワークは進みにくい状況にあると言えます。テレワークのメリットを活かすには、業務プロセスと風土の変革が課題になるでしょう。
SESのテレワーク導入にあたっての課題

テレワーク導入時によく挙げられる課題としては、以下の通りです。
- チーム内のコミュニケーション減少の懸念
- マネジメントが難しい
- 他部署は出社している
既にこの課題について議論され、テレワークをしない方針で固まっている企業に関しては、テレワークで働くことは難しいでしょう。
こうなると良くても出社とテレワークのハイブリッドになります。
出社の多いSESエンジニアとして働いていて、フルリモートで働きたいという場合は、そのような案件を中心に取り扱っている企業や、営業力の強い企業に所属する方が早いかもしれません。
テレワークがもたらすエンジニアの生産性向上

テレワークすることによるメリットはこれまで色々と議論されてきましたが、整理すると以下の通りです。
①自宅での集中力の向上
オフィスでは同僚からの声掛けや雑談で集中が阻害されますが、自宅なら作業に専念しやすいです。
一方で、自宅にいると集中できないという人もいます。出社しているとピアプレッシャーによりタスクへの集中力が高まるということもありますので、ここは人によって意見が分かれるかなと思います。
②通勤時間削減による可処分時間の向上
通勤時間がなくなるため、実質的な業務時間が増え、成果を上げやすくなります。
また、個人にとっても自由な時間が増えることにも繋がりますので、ストレスの軽減も期待できます。
③パフォーマンスに合わせた柔軟な時間管理
テレワークであれば、朝型・夜型など個人の生産性のピークに合わせて、作業時間帯を調整できます。
自分の体のリズムに合った働き方をすることで、健康にも寄与する可能性があります。
上記のメリットが生まれれば、SES個人の工数削減やクオリティ向上が実現し、ひいてはプロジェクトのスピードアップにもつながるでしょう。SESの特徴を活かしたテレワークの推進が重要です。
コロナ後にテレワーク案件数は減った?

フリーランスエンジニア全体のリモート案件について解説します。
Remotersとしては、緊急事態宣言が明けてから2~3年ほど経過したタイミングで、出社への揺り戻しが起きてフルリモートワークの案件が減った印象がありました。
ただ、現在のところはまたフルリモートの案件が増えてきている印象があります。
やはりエンジニアの働き方として、リモートワークは指示されやすいのか、今後も一定以上は案件が出てくると考えています。
Remotersでも正社員SESの採用を行っております。基本的にフルリモート案件に入ることができるため、働き方を改善したいという方はお問い合わせください。
SESでテレワークしやすい常駐先の傾向

SESでもテレワークしやすい常駐先というものがあります。
ここからはRemotersでフルリモート案件の多い企業や業界の傾向について紹介します。
ベンチャー企業
ベンチャー企業は、若い世代が多く働き方もテレワークを受け入れている傾向にあります。
また、スピード感を持ってプロダクト開発を行っていくことを重要視しているため、テレワークなどで働きやすい条件で即戦力エンジニアを獲得できるように求めている傾向もあります。
ベンチャー企業が常駐先であればSESでもテレワークできる可能性が高いといえるかもしれません。
国内に複数拠点がある規模の大企業
国内に複数の拠点がある場合、日頃からリモートによるコミュニケーションに慣れており、エンジニアが働く環境もそれと同様である可能性があります。
そのため、大企業で複数拠点によるコミュニケーションの横断が発生する規模のプロジェクトであればテレワークできるケースが多いです。
SaaSなどWEB系ツールの開発案件
SaaSなどのプロダクトを開発する企業は、うまくテレワークを駆使して事業運営している傾向があるように感じます。
特にテレワークを推進するようなツールを取り扱うベンダーは、自らがテレワークによる働き方を体現しなければならないという想いがある傾向にありますので、常駐先としてもテレワークできる可能性が高いといえるでしょう。
オフィスと自宅を使い分けるハイブリッド勤務が主流になるか

SESの常駐先として、テレワークできる可能性が高い企業は確かにあります。
一方で、SES案件の全体を見ていくと今後はテレワークとオフィス勤務、双方のメリットを享受できるようにするハイブリッドな働き方が増えていくのではないかと考えています。
オフィス勤務のメリットは、チームとの密なコミュニケーションと情報共有ができることです。
ちょっとした雑談によるチーム間のエンゲージメント向上や、新しいアイデアなどクリエイティブな面でもメリットが大きいと言われることもあります。
一方、自宅勤務のメリットは、集中力が高まり作業効率が上がることです。資料作成やプログラミングなど個人作業に適しています。
SESにとっても、これらの勤務場所を状況に応じて使い分けるハイブリッド勤務はメリットを感じる人が多いのではないでしょうか。企業としても出社による会社への帰属意識の高まりや、コミュニケーションから起きるクリエイティブな改善やリスク発見などのメリットを最大化したいと考えると思います。
ただフルリモートの働き方も、家族や居住地の都合や個人の希望により、これからもあり続けた方が良いでしょう。
Remotersでは、フルリモート案件を専門として紹介していくことで、そうしたエンジニアの働きやすさを今後も支えていきたいです。
まとめ|SESでもテレワークはできる
テレワークしづらいといわれるSESエンジニアですが、常駐先企業の方針や所属企業の営業力により、テレワークしやすさは左右されます。
今の所属企業が出社案件ばかり、という場合はテレワークの条件を巻ける営業力が不足していたり、営業先企業がテレワークの方針が薄いところであるからかもしれません。
SESでテレワークしたいという場合は、常駐先にテレワーク案件が多い企業や、テレワークで自社開発を行う企業への転職などを検討してもいいかもしれません。
Remotersでは、フリーランスエンジニアに対してフルリモート案件をご紹介しています。また正社員のSESエンジニアも募集中です。
経験3年以上のエンジニアで、フルリモート案件に興味がある方は、ぜひお問い合わせください。