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Go言語(golang)は需要が高い!言語の特徴や将来性について解説

人工知能(AI)やロボティクス、IoTなどの先端技術が発展する現在、プログラミング言語の分野においても新たなイノベーションが起こっています。21世紀に生まれた新しいプログラミング言語だけでもさまざまな種類がありますが、とくに著名なものとしてKotlin、TypeScript、Swift、Rust、そしてGo言語などが挙げられます。

今回ご紹介するGo言語(golang)は、検索エンジンで知られるGoogleによって開発・公開された新しいプログラミング言語です。構文がシンプルながら処理が高速で、大量のプロセスを同時実行する並行処理・並列処理にも対応していることから、近年ではGo言語を採用する国内企業が増えています。

この記事では、いま需要が高まっているGo言語の特徴や将来性について詳しく解説します。これからGo言語を学習しようと考えている人は参考にしてください。

Go言語とは?

Go言語は、Googleによって2009年に開発されたプログラミング言語です。C言語やJavaなど従来のコア言語における長所を取り入れつつ、より高速かつシンプルなプログラミング言語を目指して設計されました。当初はGoogle内部でのみ使用されていたものの、2012年にオープンソースとして公開され、多くの企業や開発者から注目を集めています。

Go言語が開発された当時、多くのIT企業の開発現場ではソースコードの肥大化や煩雑化が課題になっていました。そこで、従来のC++やJavaのような静的型付け言語で、かつ巨大システムでも生産性を維持できるリーダブルなプログラミング言語の必要性が生まれ、開発されたのがGo言語です。

このためGo言語には効率的な作業を可能にするシンプルな構文体系が備わっており、少ないコードで柔軟かつ高速なパフォーマンスを発揮します。またライブラリ群が充実しており、プログラムのコンパイルやデプロイに要する時間を大幅に短縮し、開発プロセスの改善をはかることが可能です。

このようにGo言語は安定性と適応性に優れており、YoutubeやDropBox、Docker、Kubernetesなど、幅広い技術に採用されています。

Go言語の将来性

大手フリーランス案件サイトのプログラミング言語別ランキング(2023年7月最新版)によると、平均月単価は以下のような結果になっています。

  1. Go 872,969円
  2. Swift 851,862円
  3. Ruby 851,365円
  4. Kotlin(Android) 835,588円
  5. Python 792,527円

Go言語は平均月単価ランキングにおいて1位となっており、その需要の高さが伺えます。

IT技術が急速に発展を遂げている現代において、WebサイトやWebアプリケーション開発に適したGo言語を採用する企業は多く、Goエンジニアの需要は高まっています。このため、Go言語の将来性は非常に高いと言えるでしょう。

Go言語の特徴

将来性も需要も高いGo言語には、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。

シンプルで可読性が高い構文

Go言語の大きな特徴は、構文がシンプルで可読性が高いことです。

シンプルかつ効率的な開発を実現するため、Go言語はコードの記述量が少なく済むよう設計されています。このためソースコードの可読性が高く、大規模開発など複数人数でコーディングを行う現場に適しています。

処理速度が速い

Go言語はコンパイル言語なので、PHPやPythonなどのインタプリタ型言語と比較すると処理速度が速いことは大きな特徴の一つです。

またコンパイル言語のなかでもGo言語の処理速度は優れています。Javaの場合、コンパイル時には中間言語への変換が必要ですが、Go言語は「go run」コマンドを実行することでソースファイルを直接実行できます。

クロスコンパイルされたプログラムをそのまま実行できるため、Go言語は実行までの時間を短縮できるのです。

ガベージコレクションによるメモリ管理

ガベージコレクションによるメモリ管理も、Go言語の特徴と言えるでしょう。

Go言語のガベージコレクションは、メモリのどの部分が不要になったかを内部的に特定し、アプリケーションに代わってメモリをリサイクルするシステムです。標準ライブラリとしてガベージコレクションの機能が含まれているため、開発者はメモリ不足を気にすることなく開発に専念できます。

並行処理と並列処理に対応

Go言語は、並行処理と並列処理に対応しています。

並行処理とは1つのCPUやコアで複数処理を同時に実行すること、並列処理とは複数のCPUやコアで処理を同時に実行することを言います。Go言語はこのどちらにも対応していることから、処理速度の高速化や軽量化を実現しているのです。

Go言語で出来ること

次にGo言語を利用すれば、どのようなことができるのかを見ていきましょう。

Webアプリケーション開発

最もポピュラーなユースケースは、Webアプリケーション開発でしょう。国内外の数多くのWebアプリケーションは、Go言語によって構築されています。

代表的なものとしては、以下のようなものがあります。

  • Youtube
  • Wantedly
  • メルカリ
  • Gunosy
  • Schoo
  • ぐるなび

Go言語には使いやすく安全性も高いWebサーバーが付属しており、さらにHTTP/2からデータベース、TLS1.3などの最新の暗号化標準までサポートしています。またマルチプラットフォームに対応しており、あらゆる環境やクラウド、OS上で実行できることから、多くの企業やサービスで採用されています。

コマンドラインインターフェイス(CLI)開発

Webアプリケーション開発の印象が強いGo言語ですが、テキストのみで完結するコマンドラインインターフェース(CLI)開発にも優れています。

Go言語によって開発されたCLIは、コンパイルが高速なため起動時間が早く、あらゆるOSに対応したプログラムを構築できます。

クラウドサービスの構築・拡張

近年、多くの企業ではクラウド化が進んでおり、アプリケーションをクラウド化する負荷やコストは大きな課題となっています。

Go言語はこのようなニーズに対応できるよう設計されているため、多くのクラウドやネットワークサービスでも利用されています。

ドローンの開発

Go言語にはドローンやロボット開発のためのフレームワーク「Gobot」が提供されており、これを利用することでドローンの開発も可能です。

Gobotは、Raspberry PiやMicrobit、Intel Edisonなどのプラットフォームに対応しており、ドローンの遠隔操作や顔認証、自動追跡などの機能を簡単に実装できます。

Go言語のメリット

これからGo言語を学習しようと考えている人に向けて、Go言語のメリットをご紹介します。

学習コストが小さい

Go言語はシンプルな構文体系のため、プログラミング初心者にも学習しやすい点はメリットと言えるでしょう。構文自体はC言語やJavaに則っていることから、Go言語を学習することによって伝統的なプログラミング言語の書式やルールを習得できます。

またC言語やJavaに慣れている人であれば、より学習コストを下げてスキルの習得ができます。

案件の単価が高い

「Go言語の将来性」の項目でお伝えしたとおり、Go言語の案件は単価が高いのが特徴です。単価が高いということは需要が高いということでもあり、多くの現場でGoエンジニアが必要とされているということを意味します。

単価が高く需要も高いGo言語を習得すれば、就職や転職、フリーランスとして独立する際にも有利に働きます。

Go言語のデメリット

メリットに続き、Go言語を学習するデメリットについても見ていきましょう。

機能が最小限に絞られている

Go言語は、ソースコードの書きやすさや効率性を重視して開発されたプログラミング言語です。そのため、必要最小限の機能しか備わっていないというのはデメリットと言えるでしょう。

たとえばGo言語には、他の言語にあるような例外処理や継承、三項演算子といった機能が存在しません。それぞれに回避する方法はあるものの、他のプログラミング言語に慣れている人にとっては不自由と感じるかもしれません。

新しい言語のため情報量が限られている

Go言語は2009年にできた比較的新しいプログラミング言語のため、情報量が少ない、環境が整っていないなどのデメリットもあります。

たとえば、多くのプログラミング言語に設けられている資格や検定試験などが、Go言語にはありません。またプログラミングスクールでGo言語を教えているところは少なく、習得は基本的にGo言語の公式サイトを参照して進めることになります。

近年のGo言語の需要の高まりを受け、ドキュメント類は充実しつつありますが、まったくの未経験からGo言語を習得するのはやや難しいかもしれません。

【まとめ】

シンプルでモダンなGo言語は、世界中の開発現場で利用されている人気のプログラミング言語です。Go言語を扱った案件の単価は高く、習得することで就職や転職、フリーランスとして独立する際に有利に働きます。需要も将来性も高いGo言語によって、モダンプログラミングを実践するエンジニアとしてのキャリアを築きましょう。Go言語を扱ったリモート案件をお探しの方は、Remotersまでご相談ください、